「皆が彼を『仕事ができる』と評価するのは何で?」
「もっと成長するために、必要な経験や能力があるのかな?」
この記事は「もっと上司や顧客から信頼されたい」「20代のうちから仕事のできるビジネスパーソンに成長したい」という悩みを解決する3つの習慣をご紹介する記事です。
この記事でご紹介する習慣は以下の3つです。
・徹底的にコミュニケーションを取りましょう
・思考力を高めるトレーニングをしましょう
Contents
習慣1:誰よりも早くレスポンス
「『返事が早い』って当たり前のことじゃない?」
「早く返事をする」ということの重要性に気づいている人は意外と多くありません。20代の若手ビジネスパーソンだけでなく、それ以上の年代でもレスポンスの遅い人が大多数です。そんな中でレスポンスを早くする習慣を身につけると大きなアドバンテージになります。
返事が早いと「仕事ができると思われる」「信頼される」「仕事が早く進む」と良いことづくめです。次の3つの具体例から、レスポンスを早める習慣づけを行いましょう。
「即レス」でメールや電話にすぐ対応
すぐに返事をすることを「即レス」といいますが、「即レス」は相手の疑問や不明点を素早く解決することに繋がります。すると、相手は貴方に対して「どうなってるんだ?」「いつ返事が来るのだろう?」とネガティブな感情を持つことがなくなります。
「いつでもすぐ対応してくれる」というのは仕事を進める上で信頼の獲得に繋がります。また、メールやビジネスチャットは「既読」の機能がないので返信の必要がないメールでも「確認しました」と送るだけで「私はきちんとメッセージを受け取りました」と伝えることができます。
まずは仕事の上での連絡は全て「即レス」を心がけることから始めてみましょう。
2割の時間で8割の仕事を終わらせる
ビジネスの世界には「パレートの法則」と呼ばれる法則があります。これは、80:20の法則とも呼ばれ、「企業の売上の80%は20%の顧客によって生まれている」「8割のユーザーは全体の2割の機能しか利用していない」というように80%の要素は別の20%の要因によって生み出されてるという法則です。
これは、働き方にも応用があるとされており、仕事の8割は全体の2割の時間で終わらせることができるとされています。つまり、10日間で終わる仕事であれば2日間で8割の仕事を終えることができるということです。
最初の2日間で8割の仕事を終えることができれば、そこで上司や顧客に確認を取ることができます。仮に修正が入っても十分に時間があるので、納期までに余裕を持って仕事を進めることができます。
このように、最初の2日間で猛ダッシュすることでレスポンスが早い仕事の習慣が身につきます。
習慣2:コミュニケーションを徹底
「『報連相』が大切だというのは分かっています」
「理解している」と「実行している」は違います。
自分の仕事の状況をオープンにしておくことは、上司や顧客から信頼を獲得するために重要な要素です。コミュニケーションを適切に取っていれば、どんな仕事でもスムーズに進みます。どんな上司や顧客でもコミュニケーションを徹底することを心がけましょう。
報告・連絡・相談を徹底
当たり前の事のように思われるかもしれませんが、報告・連絡・相談(報連相)ができていないビジネスパーソンも多く存在します。特に、仕事を任されたばかりの頃には小さな失敗を自分で解決しようとして報告せずに、トラブルが大きくなってしまうというミスも起こりがちです。
仕事を任された時は上司や顧客に随時状況を報告する事で、自分では気づかないミスの兆候に気づいてもらうこともできます。ここで大切なのは「徹底すること」です。今まで以上にしっかりと報連相を行うことを心がけてください。
習慣3:思考力を高めるトレーニング
「思考力ってどうやって高めるの?」
仕事の質を高めるためには行動だけでなく思考力を高めることも必要です。最後に、すぐにできる思考力向上のためのトレーニング方法をご紹介しましょう。
結論ファースト
日常会話や会議など、人に対して自分の考えを伝える際にはまず結論から伝えましょう。結論を伝えるということは、結論に至った理由を伝える必要があります。この理由を短時間に考えることが思考力を高めるトレーニングになります。
「分かりません」「皆さんと同じです」という意見に思考力は必要ありません。「私は賛成です/反対です」という結論を出して初めて思考力を高めるトレーニングができます。結論ファーストを心がけて、思考力を高めるトレーニングを積み重ねましょう。
「疑問」を記録する
「疑問」を見つけることは、思考力を高めるために最適なトレーニングの一つです。会議やプレゼンテーションで質問を聞かれた時に質問をする人が圧倒的に少ないのは、内容に疑問を持っていない人が多いからです。疑問を持たないということは、考えながら話を聞いていない何よりの証拠です。
考えることは「疑問を持つこと」からスタートします。何か疑問に思うことが会ったら記録しておき、質問することを心がけましょう。日常生活でも様々な出来事に対して自分なりに疑問に対する仮説を立てる癖をつけると思考力が向上します。
こうした地道なトレーニングの積み重ねが大きな成果に繋がります。
3つの習慣を実行して活躍しよう
これまでご紹介した習慣の中には「もう知っていることだ」という内容もあるでしょう。しかし、それを社内やライバルの誰よりも実行できている自身はありますか?
「知っている」と「実行している」は違います。3つの習慣を誰よりも徹底することで、上司や顧客からの信頼を勝ち取り、更に活躍できるビジネスパーソンを目指しましょう。