「友人が楽しそうに働いているので羨ましい…」
「環境や考え方を変えてもっと成長したい」
仕事が上手くいっていない時や、思い通りの仕事ができていない時には「仕事がつまらない」と感じてしまいがちです。こうなると、仕事への意欲が湧かず、結果が出ないため周囲からの評価が下がり、さらに仕事がつまらなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
そこで今回は、仕事がつまらないと感じる原因を分析し、前向きな気持ちで仕事に取り組むためのマインドセットについて紹介していきましょう。
この記事で紹介する内容は以下の3点です。
- 仕事がつまらない理由を分析
- 仕事がつまらない環境で働き続けるデメリット
- 「仕事がつまらない」現状を変える方法とマインドセット
Contents
仕事がつまらない理由を分析
一概に「仕事がつまらない」といっても、その理由はいくつかの理由に分類できます。まずは、「仕事がつまらない」と感じる原因は何なのかを明らかにしていきましょう。
仕事内容(業務内容)がつまらない
そもそも、自分がやっている仕事に興味を持てず、つまらないと感じる場合があるでしょう。このケースは、希望通りの就職先に就職できず、「仕方なく就職した」と感じる場合に多く見受けられます。また、希望の会社に就職したものの、自分が希望していない部署への配属や業務を任された場合にもつまらないと感じるケースが多いです。
また、希望している仕事に就いたものの、同じ仕事を繰り返すうちに「慣れ」が生じてしまい、同じことを繰り返す毎日に「つまらない」と感じる場合や、仕事に対する適性がないのにその仕事に就いてしまう場合もあるでしょう。
このように、仕事そのものに対する「つまらない」という感情は「希望していない仕事」と「慣れてしまった」「仕事に向いていない」といういずれらかの感情から発生していることがわかります。
人間関係からくる「つまらない」
希望通りの仕事に就いている場合でも、人間関係が良くないと「仕事がつまらない」と感じる場合があります。例えば、人とのコミュニケーションがないと、「人間関係が希薄でつまらない」と感じることもあるでしょう。また、性格が合わない上司や同僚がいる場合は「自分のことを分かってくれないからつまらない」という感情を抱きます。
他にも、自分は仕事に対するモチベーションが高いのに、周囲の人が仕事に対するモチベーションが低い場合には「もっとガツガツしたい」「この人たちはやる気がない」と感じる場合があります。このように人間関係によっても「つまらない」と感じる場合があります。
待遇や評価が理由の「つまらない」
仕事や人間関係に問題がなくても、待遇を悪いと感じてしまったり、社内で評価されている場合に「つまらない」と感じる場合があります。特に成果が出ているのに評価されなかったり、自分よりも後輩の昇進スピードが早い場合には「つまらない」と感じてしまうでしょう。
評価については前述した人間関係が原因の場合もあります。上司と性格が合わず対立している場合には、どれだけ成果を出しても評価しれもらえない可能性もあります。
仕事がつまらない環境で働き続けるデメリット
仕事がつまらないと思ったまま働き続ける人もいるでしょう。しかし、そのまま働き続けると2つのデメリットがありますので、その内容を紹介していきます。
自分の成長が止まってしまう
最も大きなデメリットは、自分の成長が止まってしまうことです。「つまらない」と感じている仕事に対して成果を出そうと意欲的に仕事をしたり、創意工夫を重ねる人は多くありません。大抵の場合は「これでいいのかな…」と不安になりながら、「とりあえず」という感覚で与えられた役割を全うします。しかし、この状態では自己成長は見込めません。
成長したいと考えるのであれば「仕事がつまらない」という状況から一刻も早く抜け出し、成長できる状況を作り出していく必要があります。
ジョブチェンジやキャリアチェンジのタイミングを逃してしまう
「仕事がつまらない」と感じたまま何年も働き続ける人もいます。しかし、つまらないと思ったまま何の手も打たずにいると、いつの間にか新しい仕事にチャレンジできる年齢を越えてしまうかもしれません。
一般的に、新しい仕事にチャレンジできるのは20代までといわれています。20代のうちに自分の適性を見つけて、30代からはその適性を伸ばして成果を出していくのがキャリアの考え方のひとつとして定着しています。
従って、「仕事がつまらない」と感じたまま、いたずらに時間を過ごすことは自分の選択肢を狭めてしまうことになります。特に仕事内容や業務内容がつまらないと感じている場合にはジョブチェンジやキャリアチェンジのタイミングを逃してしまう可能性があるため注意が必要です。
「仕事がつまらない」現状を変える方法
「仕事がつまらない」と感じている人が成長し、キャリアアップしていくためには自分の考え方を変え、日々の行動を変えていく必要があります。そこで、仕事がつまらない現状を変えるための方法とマインドセットを紹介していきましょう。
マインドセットの方法
行動を起こす前に、まずは「仕事がつまらない」と感じる気持ちと向き合っていきましょう。仕事がつまらないと感じる原因を分析し、自分の考え方や行動次第で仕事に対するモチベーションが変わるのであれば、まずマインドセットに取り組んでみることをおすすめします。
マインドセットは大きく「自分にとっての仕事とは?」「仕事とどう向き合うか」を考えることからスタートします。まず「自分にとっての仕事とは?」を考えてみましょう。仕事は人生の大部分を占めますが、仕事は人生の中でどんな意味があり、仕事を通して自分がどうなりたいかを考えてみましょう。その上で「仕事とどう向き合うか」を考えていきます。
つまらない仕事でも、成長に必要な仕事であれば、「自分なりの目標」を立てて、それに取り組むことで自分の目標立案力・目標達成力を養っていきましょう。また、このタイミングでセルフモチベートの方法を学び、自分のモチベーションを自分で維持・向上できるスキルを身につけることもキャリアアップにはプラスになるでしょう。
周囲に働きかけてみる
成長のためのマインドセットができたら、環境を変えるための働きかけを進めていっても良いでしょう。希望した会社に就職したものの、やりたい仕事に就いていない場合には上司や人事に相談してみるのも1つの方法です。
また、人間関係が理由で仕事がつまらないと感じている場合には、配置転換や部署異動で解決する場合が多いため、人間関係を変えたい場合にも相談してみましょう。
この時に大切なのは「仕事がつまらないから配置転換や部署異動を希望している」と思われないようにすることです。マインドセットの時に考えた「働く理由や将来の目標から逆算して、異動先の部署での経験を積みたい」というポジティブな理由で異動願いを提出すると良いでしょう。
それでもダメなら転職も視野に入れる
そもそも、興味のある仕事ではなかった場合や配置転換や部署異動など社内での環境の変化が望めない場合には、転職を視野に入れるのも選択肢の一つです。転職し、新たな環境で心機一転に仕事に向き合うのも成長のためには有効な方法です。
しかし、一度転職してしまうと元の会社には戻れません。また転職先でも人間関係などで問題が発生するリスクはあります。転職を決断するのであれば、社内でできることはないかを十分に見つめ直し、自分の成長のためには転職が最も有効な方法だと確信できるまで、しっかりと自分と向き合ってから判断しましょう。
スミタイ向上委員長のまとめ
「仕事がつまらない」と感じながら仕事をするのは本人にとっても会社にとっても良いことはありません。マネジメントの立場からすると、しっかりと相手の状態を確認してモチベーション高く仕事をしてもらうのが本来のマネージャーの役割です。
マネジメントができる上司であれば問題ないでしょうが、場合によってはマネジメントが得意ではない人が上司になる可能性もあります。このような環境を変えたいのであれば、配置転換や部署移動を検討しましょう。それが難しい場合には、転職活動を視野に入れる必要があります。
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