「営業がつまらないと感じるけど、その理由がわからない」
「営業がつまらないと思う自分を変える方法を知りたい」
営業になった当初は楽しかったのに、いつの間にかつまらなくなってしまう。そんな経験がある人も中にはいるでしょう。すぐにその状況から脱することができれば問題ありませんが、そのままの状態が続くと結果が出なくなり、ますます悪循環に陥ってしまう可能性があります。
そこで今回は、営業がつまらない理由や現在の環境でモチベーションを上げるための方法について解説していきます。営業についてつまらないと感じた経験があれば、ぜひ記事をご覧ください。
この記事で紹介する内容は以下の3点です。
- 営業がつまらないと感じる理由は?
- 現在の環境でモチベーションをあげる方法
- モチベーション高く働くために、転職時にチェックするポイント
Contents
営業がつまらないと感じる理由は?
まずは、営業がつまらないと感じる理由について分析してみましょう。
「つまらない」と感じる理由1:仕事に慣れてしまった
ある程度の営業経験をつんで一通りの仕事ができるようになると、仕事に慣れて新たな気づきや学びを得ることが少なくなります。この段階になると「これ以上学ぶことはない」「この仕事についてはなんでも知っている」と感じるようになります。すると、日々の仕事から刺激を感じなくなり、同じことの繰り返しのように感じられるため、つまらないと感じるようになります。
日々の仕事の内容が変わらないにも関わらず、自分の感じ方が慣れによって「つまらない」と感じてしまうため、どんな物事からも気づきや学びを得るようにすることが重要です。
「つまらない」と感じる理由2:ビジネスモデルや業界の問題
働いている会社のビジネスモデルや業界によっては、営業職といっても同じ仕事を日々続けるだけの場合もあります。「誰がやっても同じ成果が出る」というビジネスモデルや業界構造は、経営者から見ると安定的な環境なので安心材料となります。しかし、成長を求めるビジネスパーソンによっては、様々な経験やチャレンジができる環境が限られているため「つまらない」と感じてしまう場合があるでしょう。
ビジネスモデルや業界構造といった問題は、自分が働きかけて変化させるのは難しいため、仕事との向き合い方や、仕事以外での自己成長の場を求めることが必要です。
「つまらない」と感じる理由3:評価基準や職場環境の問題
「つまらない」と感じる理由の一つに「評価されない」という問題が挙げられます。自分がある程度の成果を出しているにも関わらず評価されない。これは、多くの人がモチベーションを下げる要因となっています。また、職場の人間関係や労働条件など、職場環境に問題があると感じる場合にも「つまらない」と感じてしまいます。
特に、評価されていないと感じると、仕事への熱意が下がってしまうためやる気が起こらず、結果が出ない。その結果、さらに評価が下がってしまうという悪循環に陥ってしまい、自分のキャリアを大きく傷つけてしまうので注意が必要です。
これらの環境要因は、自分の働きかけによって変えられる場合もありますが、働きかけても変化しない可能性があります。まずは、自分から声をあげて交渉の余地があるのかを確認してみると良いでしょう。
現在の環境でモチベーションをあげる方法
続いて、営業のモチベーションを上げるための方法について紹介していきましょう。
目標設定や評価について交渉する
モチベーションの上がらない要因の一つに、自分に合った目標設定や評価がされていない可能性があります。これらの条件について交渉することで、納得感を持って仕事に取り組むことができるようになることもあるでしょう。
過去の日本企業は「年功序列型」だったので、勤続年数が経つと自動的に評価され、昇進や昇給していく仕組みでした。しかし近年は「成果主義」に評価方法が変化しつつあります。成果主義をうまく機能させるためには、適切な目標設定や評価制度が必要ですが、評価者が目標や評価を正しく設定しているとは限りません。
与えられた目標や評価が適切ではないと感じる場合には、まず相談してみましょう。相談することで状況が明らかになり、今後のアクションに繋がる可能性が高まります。
自分の「内発的動機」を見つける
「内発的動機」とは、心理学の言葉で、自分自身の内部から湧き上がってくる仕事への動機のことで、モチベーションと言い換えて理解しても問題ありません。具体的には
・自己成長や達成感
・新たな人との出会い
・知的好奇心や興味関心
・顧客や職場、社会への貢献
・ビジネスモデルの変革
・他者からの賞賛
・恩を受けた人への貢献(恩返し)
などが挙げられます。
これに対して給料やノルマなど人から与えられることで発生するモチベーションを「外発的動機づけ」といいます。
営業がつまらないと感じる原因の一つに、自分自身の内発的動機づけができていない可能性があります。自分が働く動機は何なのか、どんな時にモチベーションが上がるかを考えてみることでモチベーションアップに繋げることが可能です。
転職によって環境そのものを変える
目標設定や内発的動機を見直してなお、営業をつまらないと感じる場合には、転職によって環境そのものを変えることも有効です。特に評価に納得していない場合にはしっかりと自分を評価してくれる会社で活躍する方が営業を楽しいと感じ、成果を出すことができる可能性が高まるでしょう。
近年は転職が一般的になったため、より働きがいのある環境を求めて転職するのも珍しくありません。これまでの経験や学んだことを活かして、新天地で活躍することも長いキャリアの中では大切であるといえるでしょう。
モチベーション高く働くために、転職時にチェックするポイント
転職活動をおこなう場合、モチベーション高く働ける会社かどうかを選考時にチェックすることが重要です。そこで、転職時にチェックしておくべきポイントについて解説していきましょう。
評価基準が明確で、報酬が納得できる金額か
会社からの評価というのは、自分が思っている以上に重要です。特に、以前の会社から評価されていないと感じて転職活動をしている場合には、選考を受ける会社の評価ポイントについてしっかり把握しておかないと、「新しい会社でも評価してもらえなかった」と感じて転職を繰り返してしまう可能性があります。
評価基準や報酬について、応募している会社に問い合わせるのは気が引ける方もいるでしょう。しかし、これらの条件について交渉し、納得できないと自分のキャリアを大きく傷つけてしまう可能性があります。より良い環境で働くためにも、しっかりと条件についての確認や交渉を行いましょう。
一緒に働きたいと思える人材がいるか
どれだけ条件が良い会社であっても、一緒に働きたいと思える人がいなければ、モチベーションは持続せず仕事も長続きしません。中途採用の場合は新卒採用とは異なり、募集のポジションが限定されているため「どんな人と一緒に働くか」を知りやすい環境です。
近年は、採用側も積極的に職場見学や採用予定の部門のメンバーと面談を受けることもできます。応募している会社の採用担当者だけでなく、できるだけ多くの人と会えるように依頼し、「この人たちと一緒に仕事をしたい」と思える会社に転職するようにしましょう。
スミタイ向上委員長のまとめ
同じ会社で、同じ職種で働いていても仕事を面白いと捉えるか、つまらないと捉えるかは人によって様々です。プロフェッショナルは自分のモチベーションに関わらず成果を上げられるものですが、成果を出しても評価されなければモチベーションは続きません。
終身雇用制度が崩壊している現在、ビジネスパーソンとしてキャリアアップをしていくためには、より高く自分を評価してくれる環境で、これまで以上のパフォーマンスを発揮するほうがスマートです。営業がつまらないと感じているのであれば、自分の今後のキャリアについて考える良い機会です。ぜひ、自分の将来を踏まえて今後のアクションを考えていきましょう。
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