「同期と差をつけたい」
「成果を出している人はどんな習慣があるの?」
年度も変わり新入社員の皆さんは新しい環境で過ごされていることでしょう。研修が終わればすぐにプロとしてお仕事をしていきます。
そこで今回は、新入社員のうちから圧倒的な成果を出すための習慣について紹介していきます。
この記事で紹介する内容は以下の3点です。
- 分からないことは貪欲に質問する習慣
- 徹底的に報告・相談をする習慣
- 情報感度を高めるための習慣
Contents
分からないことは貪欲に質問する習慣
まずは1つ目の「貪欲に質問する習慣」について解説していきましょう。
質問ができる人は上司・先輩・顧客とスムーズに関係構築できる
分からないことを聞いても怒られないのが新入社員の特権です。しかし、多くの新入社員は「こんなことも知らないと思われるのは嫌だ」と、分からないことでも「分かるフリ」をしてしまいます。しかし成果が出る新入社員は分からないことに対して素直に「分かりません。教えてください」と言えるものです。
人は「誰かに教えたい」という欲求を持っています。ですから色々な質問を持っていくと、他の仕事が忙しい場合でなければ快く応じてくれるでしょう。単に分からないことを聞くだけでなく「私はこう考えているのですが」という仮説があるとより効果的です。そこから議論が深まり、一つの物事に対してもより深く理解できるようになるでしょう。
同時に、質問された側は質問者に対して好意的な印象を持つようになります。特に新入社員のうちは、上司や先輩と会話をするきっかけが掴めないため、質問をすることで良い関係を構築していきましょう。
質問ができると「話し上手」になる
「話し上手」というとプレゼンやスピーチが上手い人を想像しがちです。しかし実際には、質問上手な人こそが話し上手な人といえます。「話上手は聞き上手」という諺(ことわざ)の通り、的確な質問ができる人の方が「話し上手」として相手に認識されます。場合によよっては、会話の中で自分が質問と相槌しかしていないにも関わらず「あの人は話し上手だ」と評価されることもあるでしょう。
これは心理学の観点でも証明されており、「自分は話が苦手だなぁ」と感じている人でも質問力を磨くことで「話し上手」だと評価されるようになります。訪問時には、自分が話すことを考えるのではなく「この顧客にどんな質問をしよう」という観点から営業を組み立ていってください。
「台本の棒読み」をしなくなる
新入社員の中でも、特に営業職に配属されると入社してすぐに営業活動をスタートする場合があります。この時にありがちなのが「台本の棒読み」です。「台本の棒読み」とは、自社の商品やサービスの紹介を、先輩や上司のサポートを受けながら作った台本に沿って説明していくことです。
せっかく顧客とのアポイントを取っても、自分の話を一方的に話すだけでは顧客の心は動きません。むしろ顧客の話をどんどん聞いた方が顧客の心は動きやすくなります。競合他社の製品・サービスを使用しているのであれば「なぜこの製品(サービス)を使っているのですか?」「どんな点に満足していますか?」「何か不満や課題はありますか?」などの質問によって顧客の考え方や判断基準を知ることもできます。
何より、他の多くの新入社員が「台本の棒読み」をする中で「この新入社員は面白いな」と好印象を得ることができます。好印象を得るのは契約獲得の第一歩です。ぜひ積極的に質問する習慣を身につけて、他の新入社員と差をつけていきましょう。
徹底的に報告・相談をする習慣
2つ目に身につけて欲しい習慣は「徹底的に報告・相談をする習慣」です。その理由を解説していきましょう。
報告ができる人間に仕事が集まる
「成果を出せる人」と聞いてどんな人をイメージするでしょうか。営業でどんどん契約を取ってくる人でしょうか。それとも、斬新なアイデアで優れた企画を作れる人でしょうか。これらのイメージは間違っていません。しかし、イメージ通りのビジネスパーソンになるためには、顧客に対しても社内に対しても「この人に仕事を任せたいな」と思ってもらう必要があります。言い換えると、ビジネスパーソンとして信頼できる人物に仕事が集まるのです。
ビジネスパーソンとして信頼を集めるうえで基本となるのは「報告」です。上司や顧客など、仕事を任せた人は「仕事が今どうなっているか」を気にかけます。特に新入社員に仕事を任せた場合は特に気になります。そのような心境なのに報告がないと「大丈夫か?」と不安になってしまいます。上司や顧客を不安にさせているようでは、今より大きな仕事を任せてもらうことは難しいでしょう。逆「この人に任せておけば安心だ」と思ってもらえれば次の仕事に繋がります。ですから徹底的に現状を共有して不安を抱かせないようにするのが大切です。
どれくらいの頻度で報告すれば良いかは社内文化や製品・サービスの特性によって異なりますので、最適な頻度については社内で相談してみましょう。
「相談」で相手との距離を縮める
「相談」と聞くと、自分の悩みを解決するために行うように感じますが、相談相手との心理的距離を近づけるためにも有効です。前章でも解説したように、人は「教えたい」という欲求を持っており、質問よりもより深く相手に好印象を持ってもらうことが可能です。
自分が解決策を持っていたとしても、敢えて相談することで相手との心理的距離を近づけることできます。上司や顧客など、仲が良くなりたい相手がいる場合には、積極的に相談してみるようにしましょう。何かアドバイスがあれば、それを忠実に実行し、「アドバイスのお陰でうまくいきました」とお礼を伝えることで、相談する前よりも確実に相手と親しくなれるでしょう。
情報感度を高めるための習慣
3つ目の習慣が「情報感度を高めるための習慣」です。情報感度を高めることはビジネスパーソンとして活躍するために欠かせない要素の一つです。そこで、情報感度を高めるための方法を2つ紹介していきます。
新聞に目を通して業界の情報を逃さずキャッチ
新入社員に対して上司や先輩が「新聞を読みなさい」と伝えるのは新入社員教育の定番ともいえますが、実際に新聞を購読する新入社員は多くありません。新入社員のうちから圧倒的な結果を出したいのであれば、まず新聞を購読することをお勧めします。その理由は相手と語るための話題として新聞が有効なツールだからです。
新入社員のうちは製品やサービス、業界動向に関する情報は上司や顧客の方が詳しいでしょう。ですから、商談でも様々なことを教えてもらうことが中心になります。しかし、お互いに新聞を読んでいれば、一つのニュースやテーマについて自分と上司や顧客がどのように考えているかを語ることができるでしょう。単なるニュースソースとしてだけでなく、相手と議論をするためにも活用できるため、まずは新聞を読む習慣を身につけておきましょう。
上司や先輩の会話に注意を払う
新入社員の内は、自分の仕事をこなすのに精一杯になってしまい、周囲で交わされている会話に注意を払う余裕はないかもしれません。しかし上司や先輩の会話の中には自分が成長するためのチャンスが隠れている場合があります。
上司や先輩の会話の内容は、商談の結果や業績に関する内容、商品やサービスの使い勝手や顧客の反応など多岐にわたります。このような会話に注意を払っておくと、上司や先輩が求めている情報が何なのか。自分が報告や相談をする時にはどう話しかけ、何を伝えれば良いのかが自然とわかるようになってきます。
また、新たな企画の立案や、新規企業への訪問など、誰かに仕事を任せようとしている場合もあります。このようなチャンスが巡ってきた時にいち早く「自分にやらせてください」とアピールするためにも、上司や先輩の会話に注意を払っておく必要があります。
このようなチャンスに巡り会える機会は、数ヶ月に1度しかないかかもしれません。しかし、このようにアンテナを立てて上司や先輩の会話に注意を払うことで、社内での効果的な立ち回り方法を身につけることができ、新たなチャンスを手に入れることも可能となるでしょう。
スミタイ向上委員長のまとめ
今回は新入社員のうちから圧倒的な成果を出すために必要な3つの習慣について紹介してきました。テクニックについては紹介してきた通りですが、新入社員の時期に最も大切な心構えは積極的に動くことです。
今回紹介した習慣も、自分が積極的に取り入れなければ身に付くことはありません。株式会社スミタイでも4月に入社した3名の新入社員が積極的に実践研修を行っております。圧倒的スピードで成長し、成果を出せるよう本人の自主性を尊重しています。新人のうちから仕事を任せてもらえ、積極的に挑戦できる環境は良いですね!
私も意欲的な新入社員の皆さんに負けないよう新たな気持ちで挑戦していきたいと思います(^-^)
株式会社スミタイでは、引き続き新卒・中途ともに人財募集を行っています。
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