- 「チームや部下のモチベーションを高めたい」
- 「組織にビジョンが必要なのは分かるが、どう示せば良いのか分からない」
- 「イーロン・マスクのようなビジョナリーな経営者に憧れる」
個人やチームが成功するためにはビジョンの共有が不可欠だと言われてます。しかし、どんなビジョンを描けば良いのか。ビジョンをどうやって示せば良いかは教えられません。
そこで今回の記事では規格外のビジョンを示し続け、ビジネス界でも圧倒的な人気を誇るイーロン・マスクの生き様や働き方、イーロンが発するビジョンについてご紹介します。
イーロンの人気の秘密を紐解きながら、ビジネスにおけるビジョンの示し方やメンバーのモチベーションの上げ方をご紹介していきます。
この記事でご紹介する内容は以下の3点です。
- イーロン・マスクの生い立ちと成功談
- 世界が驚くイーロン・マスクのビジョン
- イーロン・マスクから学ぶビジョンの示し方
Contents
イーロン・マスクの生い立ちとサクセスストーリー
イーロン・マスクはどんな生い立ちで、これまでどんなサクセスストーリーを歩んできたのでしょうか。この章でご紹介していきます。
アメリカへの移住と入学2日後のスタンフォード大学大学院の退学
イーロン・マスクは1971年に南アフリカで生まれ、10歳の時にコンピュータを手に入れて独学でプログラミングを学びました。イーロンの才能はすぐに開花し、わずか12歳で自作のPCゲームを発売すると17歳で大学入学資格を経てカナダへ移住。この時に自分の人生の目標を「人類の救済」に定めました。
カナダでは従兄弟の農家や製材所、銀行のコンピュータ部門で働き、クイーンズ大学を経てアメリカのペンシルベニア大学へ進学。この頃に人類の進歩に貢献するには「インターネット」「クリーン・エネルギー」「宇宙」の各分野に注力するべきだと考えるようになりました。
ペンシルベニア大学で経済学と物理学の学位を取得するとスタンフォード大学の大学院へ進学しました。しかしインターネットの可能性に着目し、わずか2日で退学。弟と共に起業するとソフトウエア会社「Zip2」を創業し、1999年に会社が買収されるとマスクは若干28歳にして約34億円を保有する資産家になりました。
シリアルアントレプレナー(連続起業家)としてのサクセスストーリー
Zip2の売却と同時にオンライン金融サービスと電子メールによる支払いサービスを行う「X.com」の共同設立者に就任し、2001年にはコンフィニティ社と合併し、オンライン決済の世界的フロントランナーである「PayPal」の経営者になりました。
2002年には宇宙開発を目指したロケットメーカー「スペースX」を創業。同時に電気自動車メーカーの「テスラ」を買収して会長兼CEOに就任しました。さらに太陽光発電会社を創業するなど、「インターネット」「クリーン・エネルギー」「宇宙」の分野で次々とビジネスを立ち上げています。
学生時代から世界中の人々が共感するビジョンを掲げ、ハードワークに勤しむ姿から熱狂的なファンが多く、アメリカだけでなく日本や中国など海外要人との交流も豊富です。
世界が驚くイーロン・マスクのビジョン
イーロン・マスクが示すビジョンはスケールが大きく、いつも世界中を驚かせます。この章ではこれまでにイーロンが示してきたビジョンをご紹介しましょう。
常に「人類に貢献する」という観点からビジョンを構想する
イーロン・マスクは少年時代から自分の人生の目標を「人類に貢献する」と掲げてきました。このビジョンが人々を熱狂させています。
例えば「2024年までに人類を火星に送り込みたい」と語っています。人口が飽和状態になっている地球には開拓できる場所は既になく、宇宙には新たなフロンティアとしての役割が期待されています。
このSF映画のような構想を国家ではなく民間企業が事業として推進するという姿勢が支持を集めています。
また「自動運転車使用を妨げるのは殺人行為に等しい」とも語っています。大量の二酸化炭素を放出し、交通事故のある自動車を自動運転の電気自動車に置き換えるためにテスラを買収したイーロンは、自動運転の電気自動車の普及が交通事故防止とクリーン・エネルギーの普及に繋がると考えています。
このように、どんな場面でも「人類に貢献する」という観点からビジネスを興し、社会がより良くなるためのビジョンを示し続けているからこそ、イーロンには多くの支持が集まるのです。
イーロン・マスクのビジョンの示し方
私たちも経営理念や自分自身のミッションなど、様々なビジョンの中でビジネスを行っています。イーロン・マスク のようにビジョンを示すことができれば協力者も増え、ビジネスがこれまでよりも進めやすくなるでしょう。そこでこの章では、ビジネスをスムーズに進めるためのビジョンの示し方についてご紹介していきましょう。
「I Want」メッセージで発する
ビジョンは自分が成し遂げる目的です。ビジネスパーソンとして企業や組織の中で成し遂げたいことを「私は○○したい」という自分主体のメッセージとして発信していきましょう。
ビジョンとは額縁に入れて飾るものではありません。ビジョンを描き、語ることで自分やチームに共通認識を持たせるための羅針盤です。
またチームのビジョンを描くときには「私」の部分に自分だけでなくチームメンバーの思いも入れなければなりません。競合他社に勝ちたい。利益率を高めたい。歩留まりを減らしたい。どんな内容でもチーム全員が同じ納得して同じビジョンと向き合うことです。
大きなビジョンを掲げる
ビジネスにおける個人やチームのビジョンは、仕事を通して成し遂げたいことや作り上げたい社会のイメージをビジョンとして言語化すると良いでしょう。
その上で、上位組織や企業全体のビジョンと一致していることが望ましいでしょう。組織や企業に貢献するためのチームビジョンの達成が、自分の所属している組織や企業のメリットにつながれば、評価や賞与という形で還元される可能性があります。
またビジョンは数値目標ではないので、数値目標達成が厳しい時などにチームの目指すべき姿を見直すことができます。苦しいときにビジョンと向かうことでチームと自分自身を鼓舞します。
スミタイ向上委員長のまとめ
イーロン・マスクは全人類に共通するビジョンを掲げて多くの人々からの支持を集めています。ビジネスにおけるビジョンは、イーロン・マスクのように大義のある内容が望ましいでしょう。
ビジョンを掲げ、人に伝えることで自分が何を成すべきなのかが明らかになります。皆さんも、自分やチームのビジョンを掲げることで、目標達成に向けてのチームの結束感とモチベーションを高めていきましょう。株式会社スミタイでは採用活動がスタートしました。共に成長し、圧倒的な成果を出せるビジネスパーソンになりたいと考えている方のご応募をお待ちしております。ご興味をお持ちいただけた方はぜひエントリーしてください。「挑戦」と「結果」が報われる会社と社会を共に創っていきましょう!!